相続でお困りの方へ
相続は耳に馴染みのある用語だと思われますが、相続を身近に感じているかたは多くありません。遠い将来の出来事のように考えているかと思います。
しかし、相続は突然に起こります。近年、大きな震災やコロナなど感染症の流行など、いつ何時ご自身が相続の当事者になるかわかりません。
さらに、身内が亡くなるだけでも痛ましいことですが、それに伴って相続争いが発生してしまうと、精神的負担は計り知れないものがあります。
なお、相続争いには下記のような事例があります。
兄から、理不尽な遺産分割協議書に判を押すように求められた
姉と妹が結託して、自分に不利な遺産分割を進めている
遺言書が見つかったが、本当に本人が作成したのか、疑わしい
父が生前認知した異母兄弟が相続人であることが発覚した
遺産分割で相続人同士が争いになる原因として、当事者のうち、誰かが自分の都合の良いように、理不尽な要求を通そうとしているためです。したがって、相続人が当事者同士で話し合っても平行線を辿り、争いは長期化し、精神的に消耗戦になってしまうことがほとんどです。
弁護士は、最終的に裁判で決着をつけることになった場合の司法判断を念頭において、あなたがどのように交渉すべきかをアドバイスすることができます。また、場合によっては、あなたの代理人として、あなたに代わって、他の相続人と交渉することもできます。
このような場合、できるだけ早いタイミングで弁護士にご相談ください。一旦、当事者同士で感情的に揉めてしまうと、解決までに膨大な時間がかかることが多いのです。さらに、法律問題だけでなく、当事者間の仲が悪くなり、親戚一同が嫌な思いをすることも多々あります。 争いごとに発展する前にご相談いただければ、迅速な解決の可能性が高まります。
また、ご相談の際は、被相続人の情報、家族の関係性、抱えている疑問、浮上している問題、親類縁者の状況、等、より多くの情報があればあるほど、アドバイスがしやすくなります。